ALCクラウド 操作マニュアル
対象バージョン:v1.0.3
インストール
Android版とiOS版があります。Google Playストア、またはAppStoreよりインストールを行って下さい。

アルコールチェッカーの準備
対応しているアルコールチェッカーは、CareExpert PAB2000
です。(以降”PAB2000”と表記します。)
アルコールチェッカーの仕様および入手方法については、製品Webサイトからお問い合わせ下さい。
使用に関するご注意
- アルコールチェッカーの測定データ及びそのデータを表示するアプリは、飲酒の有無を判断するための一つの材料であって、運転の可否等を判断するものではありません。
- 測定結果に基づいて、車両の運転や機器の操作などを行って良いか否かの判断に対して本アプリの製造者、および販売に携わる関係者は一切責任を負いません。
ログイン
- BluetoothがONである事をご確認下さい。
- アプリ起動前に、スマートフォンのBluetoothがON
になっていることを確認してください。事前のペアリング操作は必要ありません。
- アプリのアイコンをタップし、トップ画面
を表示します。
- 初回のみサービス規約画面
が表示されます。確認の上同意する場合のみ続行して下さい。
トップ画面
において、ログイン(新規登録)
を押します。※テナントIDをお持ちの方はこちら
ログイン画面
が表示されます。ユーザIDとパスワードを入力するか、新規ユーザー登録を行います。
ログインが成功すると、アルコールチェック画面
が表示されます。
アルコールチェック
- メッセージにアルコールチェッカーの電源ONを待機しています
が表示されていることを確認してください。
- PAB2000の電源ボタンを押します。(ONにします。)
- 起動音が鳴り、インジケータが点滅していることを確認してください。
- アルコールチェッカーと接続します。メッセージにアルコールチェッカーに接続しました。そのままお待ちください
が表示されることを確認してください。
- メッセージに測定準備中です。そのままお待ちください
が表示されます。準備が終了するまで、息を吹きかけずにしばらくお待ちください。
- アルコールセンサーを暖めるまで少しお待ちください。準備中はカウントダウンを行いますが、測定環境(低温など)により、何度かカウントダウンを繰り返す場合があります。
- メッセージに測定します。息を吹きかけて下さい
が表示されたら、アルコールセンサーに息を吹きかけてください。アルコール濃度のチェックを行います。
- 正しい息の吹き方は、アルコールセンサーの説明書をご覧ください。
- 息がセンサーに到達している場合は、画面中央のバーが緑/赤に変化します。吹き方の目安にしてください。
- メッセージに計測が完了しました
の表示を確認してください。計測完了時に写真の撮影が行われます。
- 画面下方のアルコールチェック結果をご確認下さい。内容の詳細は、計測結果を参照して下さい。
- 結果を送信する場合は、画面右下の送信
ボタンを押します。送信
ボタンを押すと、上部に共有
、送信
アイコンが表示されます。
- 結果を他者と共有したい場合、共有
アイコンを押すと、共有ツール一覧が表示され、選択したツールを使用し測定結果の共有が可能です。
- この時点では測定データは送信されませんので、ご注意ください。
- 結果を送信する場合、送信
アイコンを押すと、送信情報画面
が表示され、測定時の写真、緯度経度が確認できます。送信
ボタンで測定結果を送信し、戻る
ボタンで前画面に戻ります。
以上で計測は完了です。
履歴表示
計測の履歴を、直近10件分表示します。メニュー
>履歴
から確認することができます。
計測結果
- アルコール濃度:呼気中に含まれるアルコール濃度を表示します。
- 使用回数:アルコールチェッカーの電源を入れた回数です。
- このアルコールチェッカーは測定時にセンサーをヒーティングする必要があり、電源ONでヒーティングを開始します。そのため、使用回数2000回の目安とはヒーティング=”電源を入れた回数”となります。なお、アルコール測定をするしないにかかわらず、電源ONで1回カウントされます。
- 電池電圧:電圧状態を表示します。1.00V以下が電池交換の目安です。
- 電池交換が必要な場合は、画面上にメッセージが出力されますが、使用環境により1.00V以上の場合でも交換のメッセージが出力される場合があります。
機能詳細
再測定
アルコールが検出された場合や測定時の異常終了が発生した場合、再度測定することが可能です。再測定
を押して下さい。
- 測定時に異常終了と表示される場合
- アルコールセンサーを検出できない(BluetoothがOFF、電圧不足)
- 呼気量が少なく(or多過ぎ)、アルコールセンサーで検知できなかったなどによる異常終了
- アルコールが検知された場合の再測定
新規ユーザー登録
「ALCクラウド」サービスを利用する場合、ユーザー登録が必要です。
ログイン画面の新規ユーザ登録
を押します。
必要な項目を入力して、新規ユーザ登録
を押します。
入力の例
シリアルナンバーの登録
アプリと通信を行うために、アルコールチェッカーのシリアルナンバーを登録します。
- アルコールチェッカーのシリアルナンバー
を確認します。本体の電池ボックス、またはセンサーの金属ケース裏に記載されている、PAB2000xxxxxxxxx(16桁英数)
を利用します。
- メニュー
>設定
から、シリアルナンバーを入力します。
- 保存
を押します。
デバイスの利用許可
- アプリの利用には、”位置情報”と”カメラ撮影”への許可が必要です。
ログインパスワードを忘れた場合
- ログイン画面
から、パスワードを忘れた場合
を押して下さい。
- 次の画面で、登録したメールアドレスを記入し、送信
を押します。
以下のようなメールが届きますので、指示に従いパスワードをリセットして下さい。
- メールは noreply@tripodw.jp から送られます。
- アドレス指定受信やドメイン指定受信の設定を行っている場合は設定をご確認下さい。設定方法は契約プロバイダ等で異なります。
テナントIDをお持ちの場合
- テナントIDをお持ちの場合は、ログイン時にIDの入力が必要です。
- ALCクラウド データ管理画面を使用し、テナントに所属するユーザーの測定結果を参照する事ができます。
テナントIDを入力してログイン
トップ画面
において、テナントIDを利用する
をONにし、テナントID
を入力します。入力が完了したら、ログイン(新規登録)
を押します。
- トップ画面で一度入力した内容は保持されるため、次回以降、再度入力する必要はありません。
- 入力済みのテナントIDを変更する場合、テナントIDを利用する
を一旦OFFにした後、再度ONに切り替えて入力してください。
ログイン画面
が表示されます。ユーザIDとパスワードを入力するか、新規ユーザー登録を行います。
ログインが成功すると、アルコールチェック画面
が表示されます。その後の操作方法については、テナントIDなしの場合と同様です。
テナント所属ユーザーの測定データ参照